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エクスペディア、マイアミでキューバ資産訴訟に勝訴

New York Times Business •
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旅行予約大手のエクスペディア・グループ(Expedia Group)は月曜日、1959年の革命後にキューバ政府によって没収されたホテルと土地を同社が搾取していたとして訴えていたキューバ系アメリカ人原告2名に対し、マイアミの連邦民事裁判所で勝訴しました。原告らは1996年のヘルムズ・バートン法(Helms-Burton Act)に基づき損害賠償を求めていました。この法律は、帰化米国市民が、キューバで家族から没収された財産を「取引」している企業を訴えることを認めています。原告らは、エクスペディアがキューバ政府によって没収された土地にある5つのホテルの予約を仲介していたと主張しました。しかし、陪審団は、原告らがこれらの不動産について具体的な所有権の証明や公式の没収記録を持っていないと判断しました。エクスペディアの広報担当者は、「陪審団の判断を歓迎します。これは私たちが一貫して主張してきた立場を裏付けるものです」と述べています。

同社は、オバマ政権下で発給された認可済み渡航ライセンスの下でビジネスを行ってきたと主張しています。これは、エクスペディアにとってキューバ関連の訴訟での2回目の勝訴であり、昨年には17億ドル以上の損害賠償を求める訴訟でも勝訴しています。この裁判は、補償を求めるキューバ系アメリカ人家族と、「自社の行為は法令遵守された商行為である」とするエクスペディアの立場との間の緊張関係を浮き彫りにしました。

原告側弁護士(アンドレス・リベロ氏(Andres Rivero)含む)は、被告らがキューバ共産党パートナーと結託してこれらの資産を利用していたと主張。エクスペディア側弁護士(デビッド・シャンク氏(David Shank)含む)は、同社が故意に没収資産を「取引」したわけではなく、クレーム発覚後に予約受付を停止したと反論しました。米国・キューバ貿易経済評議会(U.S.-Cuba Trade and Economic Council)のジョン・カヴリッチ氏(John Kavulich)は、同様の訴訟が数十件係属中であり、うち2件は連邦最高裁に持ち込まれる見込みだと指摘しています。

専門家は、この判決が、数十年前に接収された資産に関するクレームを追求するキューバ系アメリカ人が直面する障壁を強調していると指摘します。オーガスタ大学(Augusta University)のパオロ・スパドーニ氏(Paolo Spadoni)は、根本的な課題は「接収された資産から経済的利益が生じたことの証明」ではなく、「法的に認知される所有権の確立」にあると述べています。