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20億年先から人類を見た男

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オラフ・ステープルドンは1930年に最初の壮大な宇宙小説『最後にして最初の人類:近い未来と遠い未来の物語』を出版した。これは、20億年後の未来、人類の第18紀の民である最後の人類の一人の視点から語られる、人類の進化の思索的な歴史である。

『最後にして最初の人類』は小説形式の劇的な慣習を避けている。重要な人物や場所の特殊性はほとんどない。代わりに、プロットは文明の興亡の因果連鎖である。人類を抽象的に考察する際に、遠く離れた美と悲劇の感覚を帯びた声がある。ステープルドンはこの小説を「神話創造の試論」と述べた。

自伝の中で、ステープルドンはこの小説に着想を与えた「アングルシーの幻視」について語っている。彼はウェールズの荒々しい海岸沖の島でよじ登っているとき、打ち寄せる波に囲まれたアザラシの群れに出会った。彼は「人間の全未来、次々と世界で起こる奇怪な変転と勇敢な努力の永劫の連なりについての突然の幻想」を抱いた。

ステープルドンの想像力は豊かである。彼はSFのアイデアの百科全書として読むことができる。彼の『オッド・ジョン』(1935年)はマーベルのX-メンの土台を築いた。『スターメイカー』(1937年)では、フリーマン・ダイソンがダイソン球として概念化した恒星構造を描写している。『最後にして最初の人類』とその続編では、フランク・ハーバートの『デューン』のように、人類の進化がテレパシーを生み出すように駆り立てられる。第五の人類の時代には、月が破壊されて地球に落下する。ニール・スティーヴンスンの『セブンエヴス』も同じ着想に基づいている。さらに驚くべき影響は、ホルヘ・ルイス・ボルヘスと彼の短編『分岐する小道の庭』への影響である。ボルヘスはステープルドンを書評し、その後『スターメイカー』の一節を引用して、多元宇宙の概念を先取りしている。『最後にして最初の人類』の長い未来は、戦間期の深い時間への関心に影響されている。ドリス・レッシングは、当時の考古学がステープルドンに影響を与えたと指摘した。レッシング自身のSFシリーズ『キャノーパス・イン・アルゴス:アーカイブズ』も、同様に永劫にわたる未来史である。