HeadlinesBriefing favicon HeadlinesBriefing.com

日本20年債入札:需要強まる、利回り上昇

Bloomberg Markets •
×

火曜日の日本の20年国債入札は、上昇する利回りに支えられ、12カ月平均を上回る強い需要を集めた。応募倍率は4.01倍に達し、前回の3.98倍と12カ月平均の3.73倍を上回った。テールは前月の0.17から0.15に縮小した。入札結果を受けて債券先物は下げ幅を縮めた。中東情勢の緊迫化が原油価格を押し上げ、世界の債券市場で売りが膨らんだことを背景に、今月日本の債券利回りは上昇している。インフレ圧力の高まりとFRBの引き締め観測で、米10年債利回りは5%を突破した。BNP Paribas Asset Managementのシニア債券ストラテジスト、木村龍太郎氏は、インフレリスクを背景に世界的に金利上昇圧力がかかる中、結果は懸念ほど悪くなかったと述べた。ベンチマークの10年物JGB利回りは3%の節目を突破し、約30年ぶりの高水準をつけた。一方、20年物利回りは3.85%まで上昇し、年初来高値の3.9%に迫った。この売りは、主要先進国市場で長期利回りを押し上げる構造的な力を反映しており、世界の政府借入コスト指標は2007年以来の水準に上昇した。財政赤字の拡大とAIインフラ資金調達のための大量発行の中で、投資家は長期債により高いプレミアムを要求している。原油高と米欧の長期利回り上昇圧力の波及を考慮すれば、警戒が必要だ。したがって、超長期JGB利回りの持続的な低下は予想しにくい。日本銀行は今週、利上げを行うことが広く予想されており、オーバーナイト・インデックス・スワップも利上げを織り込んでいる。市場は植田和男総裁の記者会見で、追加引き締めのシグナルを探る。一方、日本の各省庁は来年度予算で過去最大の支出を要求しており、財源確保と追加国債発行の要否が焦点となっている。