ボルチモア・オリオールズは月曜日、長年の経験を持つ幹部ジャレッド・バナーをゼネラルマネジャー(GM)に起用しました。2度の不振シーズンから立て直しを目指すチームに、バナーが加わります。バナーはニューヨーク・メッツやボストン・レッドソックスでの勤務を経て、シカゴ・カブスのアシスタントGMを務めました。メジャーリーグでの選手獲得、スカウティング、選手育成について幅広い経験を持っています。次期ナショナル・リーグMVPとなるピート・クロー=アームストロングをカブスがトレードで獲得した際には、重要な役割を果たしました。今後は、オリオールズの野球運営担当社長マイク・エリアスと共に働きます。エリアスは今オフシーズン、ボルチモアのフロントオフィスを強化するためGMの登用を優先してきました。
オリオールズは2023年にアメリカン・リーグ東地区の優勝を果たし、2024年にも再びプレーオフに進出しました。しかし2025年は最下位に沈み、2026年はわずかな改善にとどまり、79勝82敗でシーズンを終えました。チームには、一塁手のピート・アロンソ、遊撃手のガナー・ヘンダーソン、捕手のサミュエル・バサーロを中心とした核があり、また球界屈指のファームシステムも持っています。かつての有望株であるジャクソン・ホリデイ、コビー・メイヨ、コルトン・カウサーも、主力選手へと成長することが期待されています。
バナーの選手育成における経験は、オリオールズがGMに求めていたものと合致します。メッツではファーム部門のディレクターを務め、シカゴではその部門の運営を支えました。アマースト大学の卒業生で、2007年にレッドソックスのインターンとして働き始め、ボストンでは選手人事担当の副社長に昇進し、国内外のスカウティングを統括しました。レッドソックスでは3度のワールドシリーズ制覇を経験し、その後2021年にメッツ、続いてカブスに加わりました。
バナーは、空席となっていたアスレチックスの野球運営担当社長の最終候補にも残っていました。この役職は、現在球界に2つしかない主要な最高幹部ポストの一つで、もう一つはヒューストン・アストロズが持っています。アスレチックスは数日中に後任を決める見通しで、ヒューストンもまもなく人事を発表する可能性があります。ヒューストンがダナ・ブラウンを解雇したことにより、バナーはメジャーリーグベースボールで唯一の黒人GMとなっています。
出典: ESPN MLB · 要約:HeadlinesBriefing